CDのサンプリング周波数の選択と音質

CDのサンプリング周波数とは?

弊社の入稿規定に、
「CD入稿時の サンプリング周波数は44.1KHzに設定されている。」
という部分がありますが、CDのサンプリング周波数とはなんでしょうか?

演奏された音楽や音声などの「音」は当然アナログの波形ですが、それを編集するために一旦デジタルデータとして取り込みます。

オーディオインターフェースを使い、アナログからデジタルへ変換している様子

その時にアナログの音を、標本化=サンプリングしていきます。単位時間あたりに標本(サンプル)を採る頻度をサンプリング周波数といい、他にも「サンプリングレート」「サンプルレート」とも呼ばれています。

サンプリング定理というものがあり、それによると波形を正しく標本化するには波形の持つ周波数成分の帯域幅の2倍より高い周波数で標本化する必要があるそうです。

各メディアのサンプリング周波数と音質の違い

サンプリング周波数は数値が大きくなるほど、音質がよくなっていきます。

各メディアにより採用されているサンプリング周波数は異なり、例えば
一般的なCD(CD-DA)では44.1KHz
DVD-Videoでは48kHzまたは96KHz
となっています。

CDで使用されているサンプリング周波数は44.1kHzですので、2分の1の22.05kHzまでの音声波形を損なわずに標本化できるということです。実際は、フィルタ(特定の周波数を取り除く回路)で処理が行なわれており、20kHz前後の音をカットオフすることが多いです。

人間には個人差があり、通常20Hzから、15,000Hz(15kHz)ないし20,000Hz(20kHz)程度の音までしか聞き取ることができないため、CDの上限44.1KHzは人が聞き取れる音声を再現できる周波数ということになります。

実際に、DVD-Videoは48kHz、96KHzの二つのサンプリング周波数の規格を使えますが、高音質であるはずの24bit・96kHzの規格はあまり利用されていないようです。

CD DVDプレスサービスについて(激安DVDプレス)

CD DVDは最近では身近な音楽や映像メディアとして一般的に普及していまいりました。企業の販促用のPVや弊社ではそのようなCD DVDの製作に関しましてお客様の用途やご要望にお答えできるよう様々なサービスをご用意しております。

格安価格

DVDバルクが納期10営業日・1000枚プレスの場合、単価41円 

とにかく安くCDやDVDをつくりたいというお客様のために弊社では海外プレスにより業界最安値をめざした価格を設定いたしております。DVDプレスでディスクのみ(バルク)1000枚納品の場合、単価41円(税込)、CDプレスでディスクのみ(バルク)1000枚納品の場合、単価32.5円(税込)で承っております。CD DVDいずれの価格も納期が10営業日(土日祝を除く)の場合の価格です。弊社の価格は納期によって異なりますので詳しくは価格表をご覧ください。

DVD完全パッケージ(セットにはDVDプレス、盤面印刷、トールケース黒、ジャケット印刷、包装が含まれます)1000枚納品で納期が15営業日(土日祝を除く)の場合は89,000円(税込)の格安価格で承らせていただきます。

またCD完全パッケージ(セットにはCDプレス、盤面印刷、10mmPケース、2Pジャケット印刷、バックインレイ、帯、キャラメル包装が含まれます)1000枚納品で納期が15営業日(土日祝を除く)の場合は98,000円の格安価格で承らせていただきます。

※上記の価格は2010年7月の価格です。

短納期

DVDバルクが最短4営業日発送 CDバルクが最短3営業日発送

納期優先の急ぎの発注にも弊社では最短納期で対応できるようにしております。DVD海外プレスのバルク納品の場合最短4営業日(土日祝を除く)の発送も可能です。CD海外プレスのバルク納品の場合では最短で3営業日(土日祝を除く)の発送を実現しました。短納期の場合は事前予約が必要ですのでご注意してください。

出来る限りお客様のご要望納期に対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。

CDの記載マークについて 著作権表示・原盤権表示など

音楽CDなどをの盤面やジャケットまたは裏カードなどを見ると細かい英字や数字などが印刷されていることがあります。(P)とか(C)などのマークのことです。

(P)マーク

Phonogramの頭文字の略称で、最初の発行年を記載します。

(P)マークはオーディオCDに関するレコード製作者の原盤権について、「実演家、レコード製作者及び放送機関の保護に関する国際条約」という国際条約に基づく保護を受けるためのものです。

表記方法は(P)、著作物の最初の発行年、製作者を記載します。

ベスト版ですと過去何年間かのシングルのヒット曲を1枚のCDに収めたものなので、そのアルバムに収録している曲のそれぞれの最初の発行年をすべて記載しなければなりません。

(C)マーク

Copyrightの頭文字の略称で、著作権ほを示すものです

(C)マークは万国著作権条約の規定に基づく 条約上の保護を受けるための表示です。ジャケットのデザインや歌詞や楽譜などの著作物全般を保護するための表示です。記載することによって、官庁への登録が必要な国でも著作権保護が受けられます。

(L)(Y)マーク

邦盤をあらわすマークです 洋盤を表すマークです

(L)は邦盤をあらわしています。
(Y)マークは洋盤をあらわしています。

邦盤と洋盤の区別は、音楽そのものが邦楽か洋楽かではなく、 収録されている作品の音源(原盤)が国内か外国かということです。
(L)=国内原盤、(Y)=外国原盤を識別するための記号でその大きさは直径約3ミリとされています。

日本レコード協会の規格です。

(×)マーク

このマークはレンタル禁止を表します

(×)マークはレンタルを禁止するためのマークです。

日本レコード協会の規格です。

ブルーレイディスクをプレスする際の注意事項 ~ブルーレイとは?~

新世代のメディア

片面一層式のDVDとBlu-rayを比較すると、Blu-rayは5倍近くのデータを記録することができます。

高精細な映像はそれ相応のデータの量になります。その高音質・高画質のデータを記録するために大容量で高速化した光ディスクメディアとして開発されました。

DVDとの大きな違いは容量の違いでDVDの5倍近くのデータを記録することができます。よってDVDよりも高画質で記録することすることが可能です。またDVDと同レベルの画質の映像を長時間録画することも可能です。

AACS

ブルーレイディスクのコピーガードの規格はAACSになっています。このAACSというコピーガードは著作権保護を目的としたコピープロテクトの他に不正な配信の防止も目的としています。DVDではコピーガードの設定なしでもプレスすることができましたがブルーレイディスクの場合はAACSのコピーガードは必ず設定しなければならない強制規格になっおり、ブルーレイディスクをプレスで製作の際AACSのライセンスを取得する必要があります。

ブルーレイディスクのリージョンコード

ブルーレイディスクにも再生できる地域を限定するためのリージョンコードがあります。DVDのイージョンコードは1~6までで日本は2でしたが、ブルーレイディスクの場合はA~Cまでの3種類にわかれています。

・日本は南北アメリカ、東南アジア、朝鮮半島、台湾と同じAです。
・ヨーロッパ、中近東、アフリカ、オセアニアはBです。
・ロシア、中国、モンゴル、中央・南アジアはCです。

地域制限のないリージョンフリーで製作することも可能です。

弊社ではブルーレイディスクのプレスやコピーも承っておりますのでご不明の点がございましたら遠慮なくお問い合せください。

CDコピーとは? DVDコピーとは?

メディアをコピーする時に使用するデュプリケーターが作動している状態

製作ロットと単価

CDとDVDの製作方法である【プレス】と【コピー】ですが、1,000枚程度の製作を考えている場合には、コピーよりもプレスを利用した方が、1枚当たりの製作単価が安くなることがほとんどです。100枚程度の枚数の製作を考えている場合には、コピーを利用した方が、1枚当たりの製作単価は安くなります。

弊社のプレスとコピーの単価による分岐点は100枚程度です。(納期が短い場合は分岐点が変わります。)

納期について

短納期をご希望の場合かつ生産ロットが少量の場合はCD DVDのコピーが有効な方法となります。盤面印刷は主にインクジェットになります。仕様によっては翌日の納品も可能です。

DVDプレスとDVDコピーを選ぶ基準

製作するDVDの枚数が300枚以上なのか未満なのか。また、DVDの販売を目的としたDVD製作を考えているか。で使い分けていただければいいかと思います。

CD-R、DVD-Rの新しい使い方

CD-RまたはDVD-Rなどのブランクメディアに盤面印刷だけを行うこともできます。販売促進用として需要があります。
弊社ではCD-RWなど特殊なども承っております。

CDプレスの印刷物(ジャケット)3パターン

CDプレスの完全パッケージでは印刷した表カード(ジャケット)をケースに入れます。

※以下は日本レコード協会による規格を説明しています。

表カード(ジャケット)

ジュエルケースから取り出した表カード(ジャケット)2ページタイプ
 
12cmのCD用の小冊子にあたる部分でジュエルケースやスリムケースに挿入する印刷物のことです。

表カードのサイズはタテ119.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)×120.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)です。ジュエルケースの場合複数ページ仕様のジャケットが使用できます。

例えばコート135kgの用紙を使用した場合、24ページ程度までのジャケットを挿入できます。またコート90kgの用紙を使用した場合は32ページのジャケットを挿入できます。

スリムケース

スリムケースの場合2ページのペラのみの仕様になります。ジャケットのサイズは通常の表カードに準じます。
※但しスリムケースは日本レコード協会の規格にはありません。

マキシケース

マキシケースは12cmのマキシシングルCDなどを1枚収納する7mmの厚さのプラスチックのケースで、ジャケットは2Pのペラ、二つ折りの4Pまたは三つ折り6Pまで可能です。

マキシケース用表カードのサイズは2Pがタテ120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ152.8mmです。フラップ部分の形状(幅31mm)は通常のジャケットと違い特殊なので、是非弊社テンプレートを参照してください。

二つ折りの4Pはタテ120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ274.3mm(-0.5mmまで許容範囲内です)。
三つ折の6Pは120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ395.8mmです。

テンプレート

レイアウトデータ制作時には、トラブルを回避するためにため必ず弊社のテンプレートをご使用ください。テンプレート使用時にご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

裏カード(バックインレイ)

ジュエルケースから取り出した裏カード(バックインレイ)
 
裏カード(バックインレイ)はジュエルケースの背面とトレイとの間に挟み込まれます。サイズはタテ117.5mm(±0.5mmまでは許容範囲です)×ヨコ150mm(-0.5mmまでは許容範囲です)で左右の両端から6mm±0.5mmの位置ににミシン目が入ります。

トレイが透明の場合、ケースを開けた状態でCDを外すと見えますので、両面印刷が可能になります。トレイが白または黒の場合はもちろん透けませんので片面印刷となります。

マキシケース、スリムケースに裏カードはありません。

キャップ(帯)

ジュエルケースの端につけるキャップ(帯)を伸ばした状態
 
キャップ(帯)は、透明プラスチックケースの外側の背部分に外側に折り込みます。ジュエルケースのキャップ(帯)のサイズはタテ120mm(±0.5mmまでは許容範囲)×ヨコ70.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)で制作します。

マキシケースのキャップ(帯)の場合はタテ120mm(±0.5mmまでは許容範囲)×ヨコ67.0mm(±0.5mmまでは許容範囲)

スリムケースにキャップはありません。

人気が高い紙ジャケット・デジトレイの特徴とは?

紙ジャケットは高級感や特殊性があるため販売用の音楽CDや映像DVDに付加価値を付けれます。
紙ジャケット自体は昔からありますが、画一化を避けたい製作者からのニーズは高まりつつあります。

デジトレイ

開いて、CD取り出した状態のデジトレイ(デジパック)
 
デジトレイは厚紙の台紙にプラスティック製のトレイ(ディスクをはめる部分)を貼り付けて作るパッケージの仕様のひとつです。高級感があり人気も高く、二つ折りタイプや三つ折タイプなどバリエーションも豊富で商品としての存在感を持たせることが可能です。

値段が高いのが難点です。例えば二つ折りデジトレイ、CD1枚、シュリンク包装まですると1000枚プレス(完全パッケージ)で単価が約165円前後になります。

デジトレイ自体の値段は上がりますが、本体以外の印刷物がないので(通常でしたらジャケット+バックインレイ+オビ)その分の値段は下がります。

紙ジャケット

中からCDが覗く、通常の紙ジャケット(シングルサイズ)
 
紙ジャケは紙だけで制作したケースで、トレイ(ディスクをはめる部分)は付いていません。プラスティックのケースとは違いオリジナル性を演出することが可能です。一般的なシングルケースから三つ折りタイプまで制作可能です。それにプラスティックのケースに比べて横幅が薄いため収納に便利で衝撃に強く破損しにくいです。そのため紙ジャケットを好むお客様も多数いらっしゃいます。

デジトレイに比べて値段が下がります。二つ折り紙ジャケット(ボール紙のようなタイプ)、CD1枚、シュリンク包装まですると1000枚プレス(完全パッケージ)で単価が約135円前後にまります。

デジトレイ同様、ジャケット+バックインレイ+オビの印刷がなくなりますので、その分値段は下がります。

オリジナルケース

カラフルな二つ折りオリジナルジャケット(閉じた状態)

カラフルな二つ折りオリジナルジャケットを開いた状態と光るディスク

中からCDが覗く、長方形のオリジナルタイプ紙ジャケット

紙ジャケットで実用性を考慮して独自のジャケットをオーダーメードで作成してはいかがでしょうか。弊社ではお客様が設計したケースの作成も可能です。

商品らしくするCD、DVD包装について

シュリンク包装

シュリンク包装されたDVDトールケース・弊社のDVDシュリンク包装は、一般的な形と少し違います

シュリンク包装とは「schrinked-wrapped packeage」のことで、熱収縮ビニールをCDや化粧箱などに被せて熱風をかけ、熱収縮ビニールがぴったり対象物を覆う形態の包装です。化粧箱に入ったアプリケーションソフト(PCソフトなど)を購入すると、ビニールが化粧箱一面に張り付けられていますが、そのような包装形態を「シュリンク包装」といいます。

キャラメル包装

キャラメル包装されたDVDトールケース(黒)

ケースを透明の素材でくるみ開封用の紐(ティアテープ)がついています。市販の音楽CDでもっとも多く使用されている包装です。ジュエルケースとスリムケースの2種類に使われる包装方法で簡単に開封できる包装方法です。

タバコやキャラメル箱の包み方と同じ包装で、ジュエルケースの包装ではもっとも一般的です。

OPP包装

OPP包装されたCD完全パッケージ(10mmPケース)

OPP包装とは、PP(ポリプロピレン)フィルムを伸ばした、透明度の高い包装素材で、 ジュエルケースやスリムケース、トールケースを包装するのに使用されています。OPP包装は基本的に、明け口が粘着になっていて簡単に開けられるため、キャラメル包装より簡易的な包装といえます。初回特典でおまけを付ける際に、キャラメル包装したCDにおまけと共にOPP包装をすることがあります。

お客様の用途に合わせて最適な包装方法をお選びください。

CDプレスの製造工程

プレスされたCDが入り、積み上げられたCDケース

1.マスターCDの入稿

マスターとしてのCD-Rを入稿していただきます。同時に印刷物などのデータも入稿いただきます。

2.原盤作成~スタンパー作成

ここからスタンパーの作成となります。

フォトレジストと呼ばれる感光剤を塗布したガラス盤にマスターテープの信号をレーザーで記録し、ビットというくぼみを作ります。これを現像してガラスマスター(原盤)を作ります。

ガラスマスターにメッキ処理を行いこれを鋳型(いがた)として、まずメタルマザー(鋳物/いもの)を作ります。ここからメタルマザーを鋳型としてCDを量産するためのスタンパー(鋳物/いもの)を作ります。

レーザー処理はCD-Rなどでも行いますが、この金型を作る工程がコピーとの大きな違いです。

工程の順番

ガラスマスター(原盤)→メタルマザー→スタンパー
(スタンパーは量産するときの型となります。)

3.量産プレス

スタンパーができたので、実際にプレスし量産する工程となります。

スタンパーを型として、射出成形機でポリカーボネート樹脂を流し込み透明なディスクのベースを作ります。

次に反射膜材料のアルミニウム層をコーティングしてレーザー光を反射させるための反射膜を形成します。
さらにラッカーをコーティングしてCDの劣化を防ぐための保護膜を作り乾燥させてできあがりです。

4.印刷~包装

保護膜の上に盤面印刷を行います。
この後ご希望の仕様に合わせて、印刷物などと共にケースへ挿入して、フィルム包装で仕上げます。

取り締まりが厳しくなった著作権 ~JASRAC~

jasrac ロゴマーク・許諾番号と合わせて記載します
 

著作権とは

著作権とは、著作者が著作物に対して持つ権利です。

この法律に違反すると 3年以下の懲役または 300万円以下の罰金、加えて、損害賠償の可能性があります。ただし、著作者自身が訴える必要があります。(親告罪)
最近では音楽ファイルをインターネットラジオで違法に配信していたラジオ番組を運営している男性が著作権法違反で逮捕されています。

2010年1月から著作権を侵害しているファイルと知りながらインターネットから著作物をダウンロードすることが違法になりました。違法ダウンロードについては罰則は設けられてはいませんが、著作権者が権利の侵害として民事訴訟をおこすことができます。

私的録音録画補償金制度

家庭内で個人的に楽しむためであっても、著作権法ではデジタル方式の機器を使った録音や録画については著作権者に対して保証金の支払いが義務付けられています。アナログ機器を使った場合は支払いの義務はありませんが、デジタル技術の発達によって高い品質の複製ができるようになったため作られた制度です。ただし補償金の支払いに関してはデジタル録音や録画の機器や記録媒体の購入時にその価格に補償金を上乗せして複製する人もしない人も一括して支払っていることになっています。

昨今の地デジ放送の補償金については、制定時の状況とは変わっており法解釈が分かれています。地デジ放送の録画には既に著作権対策(ダビング10)がなされているからです。
東芝とパナソニックは地デジ放送のレコーダーについて補償金を上乗せせずに販売しているようです。

私的録画補償金に関する当社の対応について(東芝)

JASRACとは

JASRACとは日本音楽著作権協会のことで日本の音楽関係の著作権の管理業務を行っている団体の一つです。

JASRACの手続きについて

録音利用申込書、録音利用明細書の提出が必要です。
直接JASRAC窓口へ提出するか、FAXまたは郵送で送付します。

またインターネットでの申し込みも可能になっています。(J-RAPP)
J-RAPPの利用にあたっては登録が必要です。登録(ID発行)には1週間ほどかかりますので余裕を持って申請された方が良いです。

再プレスされるときに追加製造分の申し込み手続きが必要です。

ジャスラックの著作権使用料について

JASRACが管理する楽曲を使用する際には、下記の方法で録音使用料を算出します。

価格標示のある市販CD及び録音テープ

税抜き価格/曲数×0.06×製造枚数×管理楽曲数+消費税

その他のCD及び録音テープ

製造数が49以下の場合→400円 × 管理楽曲数 + 消費税
製造数が50以上の場合→8円10戦 × 管理楽曲数 + 消費税 ※小数点以下四捨五入

著作権料の例

たとえば販売用のCDで、税抜き定価が3,000円・収録曲数が12曲でJASRACの管理曲数が2曲、プレス枚数1000枚の場合、概算使用料は31,500円になります。(CD1枚当たり31.5円)

販売用ではないCDの場合、概算使用料は17,010円になります。(CD1枚当たり約17円)

小ロットのプレスではそれほど著作権料は高くありません。法律的にもモラル的にも必ず申請して使うようにしてください。

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