- 法人専用の販売に見えるけど、個人でも申込可能ですか?
- DVDプレスまたはCDプレスは100枚からでも可能ですか?
- 海外(台湾)プレスの品質は大丈夫なんでしょうか?
- CDを再プレスすると価格が安くなりますか?
- JASRACが管理する楽曲を使用する場合、録音使用料はいくらぐらいになりますか?
- カバー曲をどうしても収録したいのですが、どのような手続きになりますか?
- 1曲1曲のレベル(音量)がバラバラなので、なんとかまとめたいのですが・・・
- DICカラーとはなんですか?
- 音楽CDプレス時の、音源マスターを作るときのチェックポイントを教えてください。
- バルクとはなんですか?
- CDプレスのマスターはどのような形式で入稿したらいいのですか?
- マスターがDVD-R とDLTとでは、何の違いがあるのですか?
- プレスに移る前に、テスト盤で動作確認をすることは出来ますか?
- 片面二層DVDのマスターは、どのような入稿形態になりますか?
- CSS、APSなどのコピーガードはどのように設定するのですか?
- DVD-VIDEOコピーガードとはどんなものですか?
- DVD-VIDEOのリージョンコードとは何ですか?
- 全てのプレーヤーで再生できるDVD-VIDEOを作ることはできますか?
- DVDにはどれだけの容量を収録できるの?
- DVDプレスのマスターはどのような形式で入稿したらいいのですか?
- DVDプレスとDVD-Rコピーは何が違うんですか?
よくあるご質問
法人専用の販売に見えるけど、個人でも申込可能ですか?
個人のお客様でも、もちろん大歓迎です。お気軽にご連絡ください。
弊社は多くの個人・法人様と取引させていただいております。ご安心ください。
また弊社の場所柄、大阪を中心に営業しておりますが、大阪府以外のお客様も大歓迎です。全国からのお問い合わせお待ちしております。
発注以外のお問い合せでも、ご質問等お気軽にご相談ください。
DVDプレスまたはCDプレスは100枚からでも可能ですか?
弊社の料金表を見ていただければ確認できるかと思いますが、DISCのみ(バルク)の場合、500枚でも1000枚でも料金はほとんど変わりません。
これは500枚でも1000枚でも製造コストはほとんど変わらないためです。同様に100枚でもDISCのみ(バルク)の場合は料金は500枚と変わりません。
ただし完全パッケージを100枚製作するの場合、印刷コストやパッケージ(アセンブル)コストが下がるため、若干でしたら掲載されている料金よりお安く出来る場合もございます。
小ロットの場合でも、一度お気軽にお問い合わせください。
海外(台湾)プレスの品質は大丈夫なんでしょうか?
弊社のCDは、国際品質管理規格ISO9000 シリーズ(9002)取得工場で生産されておりますので、国内プレスと同等の品質がございます。また、著作権の管理も台湾当局への正式な発注・監視の元に生産しておりますので、お客様の作品の著作権が流出することはございませんのでご安心ください。
CDを再プレスすると価格が安くなりますか?
海外プレス
海外プレスの場合、基本的にスタンパー制作費、フィルム出力費が無料です。そのため再プレスの場合でも料金は安くなりません。
国内プレス
国内プレスの場合は、スタンパー製作費及びフィルム出力費が必要ない為、特に小ロットの場合かなり料金が下がります。
JASRACが管理する楽曲を使用する場合、録音使用料はいくらぐらいになりますか?
JASRACが管理する楽曲を使用する際には、下記の方法で録音使用料を算出します。
1.価格表示のある市販CD・録音テープ
税抜き価格 / 曲数×0.06×製造数×管理楽曲数+消費税(5%)
2.価格表示のないCD・録音テープ
●製造数が49枚以下の場合・・・400円×管理楽曲数+消費税
●製造数が50枚以上の場合・・・8円10銭×製造数×管理楽曲数+消費税
※5分以上の著作物の場合、5分を越えるごとに1曲と換算します。
詳しくはJASRACにお問い合せ下さい。
カバー曲をどうしても収録したいのですが、どのような手続きになりますか?
お客様が制作されるCD(DVD・アナログレコード)の中に、カバー曲など、JASRAC(日本音楽著作権協会)等が管理している楽曲が収録されている場合、事前にJASRAC等へ申請書と使用曲目を提出し、許諾番号と許諾証紙の交付を受けなければなりません。
また、交付を受けた後も制作するCDなどにはJASRAC等のロゴマークと許諾番号を表示し、シール状の証紙を貼付する必要があります。カバー曲のご使用をご検討されている場合は、お早めにご連絡くださいますようお願い申し上げます。尚、その際の手続きを弊社で代行することも可能ですので、ご希望であればお早めにご連絡くださいませ。
1曲1曲のレベル(音量)がバラバラなので、なんとかまとめたいのですが・・・
お客様にご提出いただいたマスターCD-R通りにCDを制作いたします。よって、1曲1曲のレベルがバラバラの場合は、そのままの状態でCDが完成してしまいます。そのような場合には、当社提携の信頼と実績があるマスタリングスタジオにて編集作業が可能です。ご使用をお考えの際には是非御一報ください。
DICカラーとはなんですか?
DICとは大日本インキ化学工業株式会社(現在DIC株式会社)が発行しているカラーチップ集のことです。
印刷時にこのカラーチップ集から番号を選び指定すれば、近い色で印刷することができます。
【指定方法】
DIC256、DIC554など
CMYK印刷の場合
通常のフルカラー印刷ではCMYKの網点で色を表現します。
そのため印刷機械によって必ず色のズレが発生します。
※シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックのインクを混ぜて新しいインクを作るわけではないことは注意が必要です。
DIC指定の印刷の場合
DICは印刷出力見本ですので、通常何種類かのインクを混ぜ合わせその色のインクを作り印刷します。
そのため網点の掛け合わせ印刷に比べて色のズレが発生しにくくなります。
またCMYKだけでは再現できない色も再現できます。
分かりやすい色としては金、銀、蛍光色などです。CMYKでこの色を再現しようとすると擬似的な再現となります。
ただしDICのカラーチップの多くはアート紙(コート紙)に印刷した見本です。
通常は仕上がり結果に色を合わせるのではなく、指定されたインクの色を作ります。
そのためインクの色が同じでも印刷する素材によっては違った色に見えることがあります。
その他の色見本について
DICカラーガイドシリーズにはDICだけではなく日本の伝統色・フランスの伝統色・中国の伝統色などの色見本があります。
その他にもPANTONE社(アメリカ)が出しているパントン・マッチング・システムなどの色見本もあります。
音楽CDプレス時の、音源マスターを作るときのチェックポイントを教えてください。
主なチェックポイントは以下の7点になります。
1. 音源にノイズが混入していない 。
2. サンプリング周波数は44.1KHzに設定されている。
3. CD-Rメディアは、国産の上質のものを使用してください。海外産の粗悪メディアですとノイズの原因となることがあります。(太陽誘電社製のものをお勧めいたします。)
4. 合計タイムが74分以内(12cmCDの場合)である。
5. いくつかのCDプレイヤーで問題なく再生が可能である。
6. CD-Rに書き込む際に、プリマスター作成ソフトの設定が「ディスク・アット・ワンス」に設定されている。(倍速での書き込みは、ノイズ・エラーの原因にもなりますので、書き込み速度は等速をお勧めいたします)
7. 予備のマスターコピーが作成してある 。
バルクとはなんですか?
1枚ごとの個別パッケージングをなくし、100枚単位ごとにフィルム包装しているものです。個別パッケージにかかる費用を抑えることができます。仕様用途は限られてきますが、パッケージ販売しない場合こちらの方がお得な場合があります。
CDプレスのマスターはどのような形式で入稿したらいいのですか?
音楽CD(CD-DA)プレス時のマスターは、CD-RもしくはDATでご入稿ください。DATにて音源マスターをご支給頂いた場合は、別途変換費用が発生致しますのでご了承願います。また、その他の記憶媒体(MD、カセットテープ等)をご入稿いただいて、それを元にCD-R、DATと同様の編集作業をすることもできますが、製品化したときの音質は劣ります。可能であれば、CD-RもしくはDATでのご入稿をお勧めいたします。また、マスターとして使用されるメディアは、なるべく国産の高品質メディアをお使いいただけますようお願い致します。弊社では、太陽誘電社製のメディアを推奨いたしております。また、MTRやハード型CDライターを用いて作成されたCD-Rは、プレス用のマスターとして不具合が生じる場合がございますので、上記を用いてCD-Rを作成される方は、事前に弊社までご相談くださいますようお願い致します。CD-ROMプレス時のマスターは、「ディスク・アット・ワンス(disc at once)」で書き込んだCD-Rをご入稿ください。
CD-DA・CD-ROMに関わらず、ご支給いただいたマスターと全く同じ内容のCDがプレスされます。CDプレス時のマスターをCD-Rでご支給いただく際には、必ずマスターの検証を行っていただけますようよろしくお願い致します。
マスターがDVD-R とDLTとでは、何の違いがあるのですか?
DLTは、DVD-Rとメディアの構造が違い、安定したメディアとして位置づけられています。そのため、スタンパーを制作する時にエラーが生じにくいです。また、DVD-Rをマスターとして使用した時、マスターDVD-Rメディアのドライブとの相性が良くない場合には、マスター DVD-Rと全く同じ相性をもったDVDがプレスされてしまいます。DLTでご入稿いただいた場合は、DLTから直接スタンパーを制作することができますので、非常に高い精度をもったDVDが制作できることになります。一般販売用途をお考えの方は、出来ればDLTマスターを作成し、ティスティングプルーフを作成して、十分な再生テストを行っていただくことをお奨めいたします。
プレスに移る前に、テスト盤で動作確認をすることは出来ますか?
可能です。当社では、テスティングプルーフと呼びます。ただし、以下の別途費用が必要です。
・DVDプルーフ(テスト盤)制作費 ¥10,000@5枚
・DVDスタンパー再制作費用¥40,000
※スタンパー再制作費用は、プルーフでプレス許可が出なかった場合のみ必要です。
片面二層DVDのマスターは、どのような入稿形態になりますか?
現在のところ、DLTが唯一の入稿メディアとなります。片面二層のDVD-Rでのご入稿は、現在対応いたしておりませんので、ご了承くださいませ。
CSS、APSなどのコピーガードはどのように設定するのですか?
コピープロテクトは、オーサリング段階でマスターDLTに組込む必要があります。APSの場合、マクロビジョン社にコンテンツの内容に応じたキー申請を行い、あらかじめプロテクションキーを取得しておきます。DLTに書き出して当社にデータ入稿する際に、あらかじめ取得しておいたキーディスクもご提出下さい。コピーガードのロイヤリティーに関しては、マクロビジョン社とお客様の直接契約となりますので、APSの設定をご希望の場合は、必ず事前にマクロビジョン社へお問い合せをお願い致します。CSSに関しましては、マクロビジョン社のような契約は必要ありません。弊社まで「CSS設定希望」をお申し付けくだされば、弊社にて設定いたします。(別途費用が発生致します。)ただし、CSSに関しましては、全てのハードウェアについて有効ではございませんので、予めご了承ください。
DVD-VIDEOコピーガードとはどんなものですか?
DVD-VIDEOの複製などを防止する機能のことです。主なコピーガードには、以下の様なものがあります。
●CSS(Content Scrambling System)●
映像ファイルを、パソコン用ドライブ等で、直接コピーしても開くことができないようにする方式。デジタルプロテクトとも言います。主に、メディア対メディアのコピーを抑止するために用いられます。
●APS(アナログプロテクトシステム)●
米国マクロビジョン社のアナログコピープロテクトの方式です。社名を取って、APSを単にマクロビジョン方式、マクロと呼んだりもします。DVDプレイヤーから、アナログ回線を通じてコピーを試みると、スクランブルがかかって映像が乱れるという効果を発揮します。
DVD-VIDEOのリージョンコードとは何ですか?
リージョンコードは、REGION CODEと書き、直訳すると地域番号と言う意味になります。DVDプレーヤー及びDVDディスクには、発売地域(国)ごとに再生可能な1~6までのリージョンコードが割り当てられており、再生するディスクのリージョンコードとプレーヤーのリージョンコードが違う場合は再生できません。これは、米メジャー映画会社からの要望で設定されたもので、発売時期のズレによる作品の流出防止が主な目的です。日本のリージョンコードは「2」です。
なお、日本はテレビ放送方式がNTSCであるため、海外のPALやSECOM方式には対応しておりません。従いまして、国内向けDVD-VIDEOを制作される場合、リージョンコードは、「2」もしくは「ALL」で、かつ放送方式は「NTSC」対応として制作する必要があります。詳しくは、お使いのオーサリングソフトの解説書をご覧頂くか、弊社までお問い合わせ下さい。
全てのプレーヤーで再生できるDVD-VIDEOを作ることはできますか?
この世に存在する、どのプレーヤーでも再生できるDVD-VIDEOを作るのは難しいです。理由の一つは、DVDプレイヤーの世代の問題で、古い世代のプレーヤーでは最新のDVDディスクを再生できない場合があります。もう一つは、メーカー様によるハード的な違いです。パソコン内蔵のDVDプレーヤーアプリケーションも含めて、全てのDVD再生環境に互換性のあるコンテンツ作りは事実上不可能だと思われます。ただし、素材ご提出前に、出来る限り多くの市販プレーヤーでDVD-R検証を行い、問題点をオーサリングで解決していけば、互換性の問題を減らす事は可能といえます。また、問題が起きやすい点があらかじめ分かっている場合、その点をジャケット等に明記することをお奨めします。
DVDにはどれだけの容量を収録できるの?
ディスクの構造の違いにより、以下のようになります。
●片面1層●
記録容量:データの場合:4.7GB VIDEOの場合:約133分(平均転送速度4.75Mbpsの場合)
●片面2層●
記録容量:データの場合:8.5GB VIDEOの場合:約240分(平均転送速度 4.75Mbpsの場合)転送速度(圧縮率)を高く設定すれば、高画質で再生が可能ですが、収録可能時間は短くなります。逆に、転送速度を低く設定すれば、画質は荒れますが、収録可能時間は長くなります。転送速度は、あくまでも目安ですので、この数値が絶対という訳ではありません。
DVDプレスのマスターはどのような形式で入稿したらいいのですか?
片面一層DVDプレス時のマスターは、DLTもしくはDVD-Rにてご入稿ください。DVD-Rに関しましては、for General、for Authoringどちらでもご入稿可能です。
DVD+Rに関しましては、プレス用のマスターとしてご使用になれません。
片面二層DVDプレス時のマスターは、DLTのみでの受付となります。市販されている二層DVD-Rは、マスターとして使用出来ませんのでご注意ください。
弊社にオーサリングをご依頼いただける場合は、上記以外のテープマスター(miniDV、DV-cam等)でもご入稿可能ですので、事前にお問い合せください。
DVDプレスとDVD-Rコピーは何が違うんですか?
原理的にプレスDVD(=DVD-ROM)とDVD-Rは、記録信号の品質が異なるため、DVD-Rを再生するには「DVD-R再生に対応した」DVDプレーヤーが必要です。
プレスDVD(DVD-ROM)の記録方法
プレスDVDはカッティングマシンでカッティングされた原盤(=スタンパー)をもとにプレスされます。プレスされたDVDディスクには「ピット」というくぼみが成形されています。
DVDプレーヤーはこの「ピット」にレーザ光を当て、反射光から信号を読み取ります。「ピット」は高精度の原盤をもとに精密に成形してプレスされているので非常に高い精度をもっており、再生される信号も高品質のものです。
市販のDVDビデオソフトは、このようにプレスされたDVDです。
DVD-Rの記録方法
DVD-Rは色素膜にレーザー光を当て、その熱によって「マーク」という模様をつくります。つまり、DVD-Rの信号面は、プレスDVDの「ピット」ような、物理的な凹凸はなく、あくまで平面の模様にすぎません。
DVD-Rにレーザー光をあてたときの反射光は「ピット」のそれと良く似たものではあるのですが、プレスDVD「ピット」とは、物理的な構造が異なるため、再生信号の品質もDVDとは異なります。このことから、DVD-R再生に対応していない DVDプレーヤー(PS2など)の中には「マーク」からの信号を読み取りにくく、再生ができなかったり、ブロックノイズがでるなどの不具合が起こる場合があります。
ただし、プリプレスチェック用のDVD-R 「for Autorhing」は、プレスDVDに近い構造を持っているため、互換性もそれに沿ったものとなります。
最近のDVD-Rも精度が高いものが多く、データの保存としては特に問題ありません。しかしDVD-videoの再生互換となると、やはり若干心配な商品もあるようです。
DVDの耐久年数について
意外かもしれませんがプレスしたDVDとDVD-RではDVD-Rの方が耐久年数が長いようです。
プレスしたはDVDは15年~程度、DVD-Rはそれ以上持つようです。
どちらの保存が耐久年数として長いということは微妙ですが、保存状態に大きく影響されます。両者メディアとも高温多湿直射日光などは厳禁です。
長期間データの保管が必要な場合は多重化と定期的な見直しが必要です。