印刷トラブル ~見当ずれ~

見当とは両面印刷の時の表と裏や印刷色の各版・各色などの位置や重なり合わせの精度のことです。

各版、各色の位置を合わせるために印刷機を調整したり、版の位置を合わせることを見当合わせといいます。両面の見当が合っていないと断裁や折りの際にどちらかの面の位置が大きくずれた仕上がりになります。また色版の見当が合っていないと絵柄や文字にずれが生じて、意図した色や絵柄が再現されず見苦しい仕上がりになります。

見当が合わない原因としては、刷版のパンチ位置のずれや刷版の露光不良、温度や湿度の影響による用紙の伸び縮みや用紙の寸法や直角でないこと、また印刷機の印刷タイミングのずれ、版の位置ずれなどがあげられます。オフセット印刷の場合、用紙にインキや湿し水が浸透して用紙が若干伸びます。印刷機の胴を通れば通るほど伸縮の影響がでるため、多色刷りであればあるほど、またインキ量が多ければ多いほど見当をあわせるのが難しくなります。

見当ずれを防ぐため、また断裁位置を指定するため、多色印刷では各版の四隅と中間の外側に見当あわせの目印を付けています。一般的には十字形で0.1mmの罫線で表示し、トンボの形に似ているのでトンボと呼ばれています。もし印刷物の各色のトンボがずれていると印刷絵柄もずれているため見当を調整する必要があります。

2010/11/30 12:17
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