名刺印刷専門のサイトをオープンいたしました

弊社の新しいサイトといたしまして名刺印刷のメディアライブラリーをオープンいたしました。

名刺印刷が白黒100枚280円~フルカラー580円~など激安になっております。
ぜひご利用お願いいたします。

印刷物の表面加工

CD DVDのジャケットや付属品に使われている印刷物は様々な加工や工夫を行うことによって表現の幅を広げることが可能になります。印刷物に付加価値をつけることによって、他の商品と比べ、インパクトを与えることが可能になります。また、印刷物は表面加工によってその強度を増し、高級感を出すことができます。表面加工にはラミネート、光沢コート、プレスコートなどがあります。

ラミネート加工

ラミネート加工は貼り加工ともいわれPP加工がその代表的なものです。PP加工は印刷物の表面に接着剤でPPフィルムを貼り合せて光沢を出す加工方法です。光沢コートやプレスコートより加工された表面よりも強いコーティングができるので、本の表紙やカバーなど強度を要する印刷物に使用されますす。ポリプロピレン製ですので用紙のリサイクルには向いていません。またマットPP加工はつや消しのPPフィルムを接着剤で貼り合せることにより表面をマット調に見せることができます。

光沢コート加工

光沢コート加工は表面加工の材料である透明のニスなどをローラーで塗装する方法です。透明のニスを塗ることによって表面を保護します。光沢のあるグロスニス(艶有り)とマットニス(つや消し)があります。光沢や表面の強度は他の表面加工より劣りますが、印刷機をそのまま利用でき、印刷の工程も時間がかからず、コストも抑えることができます。また製版により、部分的にニスをかけることもできます。

プレスコート

プレスコートは熱硬化樹脂を印刷面に塗り、熱と圧力をかけて圧着させ表面に光沢をつける加工方法です。光沢と強度はOPニスより高いですが、コストもOPニスより高くなります。プレスコートは片面のみで、両面のプレスコートはできません。

弊社では各種印刷物、表面加工なども取り扱っていますのでお気軽にご相談ください。

必ず必要!マスターCDの書き込み方法(ディスクアットワンス)

ライティングソフトnero(ネロ)のディスクアットワンス設定画面

CDプレスのマスターCD-Rの書き込みはディスクアットワンスで書き込む必要があります。

このディスクアットワンスは、1回の連続した書き込みで1枚のCDの書き込みを完了してしまう書き込み方法です。追記はできません。

以前、セッションが分かれたマスターCD-Rの入稿されたお客様がいらっしゃいましたが、追記可能な状態のCD-Rだったため、ディスクアットワンスでの再入稿をお願いしました。

ディスクアットワンスの方式で書き込まれたCDは、セッションが1組しかないためシングルセッションといいます。1度の書き込みにつき1組のセッションが書き込まれるセッションアットワンスや、1度の書き込みにつき一つのトラックが書き込まれるトラックアットワンスなどでは、追記が可能で、セッションを複数に分けることができます。そのためマルチセッションと呼ばれています。

マルチセッションに対応していないCD-ROMドライブなどで再生した場合、最初の1セッションだけしか読み出せないこともあります。ここ数年、最近のドライブではそのようなことはありません。

デザイナー必見。印刷の基本的に知識について

CMYKとRGB

Adobeイラストレーター(Illustrator)のRGBとCMYKのカラーパレット

RGBとは光の3原色であるRed、Green、Blueの頭文字をとったものです。それぞれの光の強弱を組み合わせることにより、ほとんどの色(可視光)を表現することができます。テレビやパソコンのモニターの表現がこのRGBとなり、白はRGBはすべての色を混ぜ合わせた色になります。

CMYKとは印刷色の3原色であるシアン、マゼンタ、イエローとキー(黒)の4色の頭文字をとったものであり、これらの濃淡やインキの混ぜ合わせにより様々な色を表現することができます。印刷物などの表現がこのCMYKとなります。CDの付属品などの印刷物のデータ作成はCMYKでお願いします。CMYをすべて混ぜ合わせると黒にちかいグレーになります。CMYを混ぜ合わせた黒とBkの黒インキではとでは色味は違います。

CMYKはフルカラー印刷と呼ばれますが、光とは違いCMYKで表現できる色の範囲は限られています。

トンボ

印刷物の断裁位置を指示するためのトンボ

トンボとは、断裁位置を指示するためや、折り・ミシン目・スジ入れ加工の指示のために使用する印のことを言います。印刷現場ではトンボは各色版の見当合わせに使用します。断裁位置を指示するためのトンボは通常4隅と上下左右のセンターにつけます。デザインデータ作成の際は忘れずにお願いします。

塗り足し

断裁位置に対して3mmの余裕を持たせた、塗り足しとトンボの説明図

塗り足しとは、断裁して印刷物を指定のサイズに仕上げる際に断裁位置がずれても用紙の白(紙色)が出ないように、若干大きめに作る余裕部分のことを指します。通常塗り足しの幅は3mmですが、印刷物によっては2mmなど様々です。断裁位置がずれる原因としては、温度や湿度の変化のほか、多くの用紙を重ねて一度に断裁するため用紙ごとの小さなずれなどにより発生します。断裁位置が用紙の外側にずれた場合を考えてデザインをするのが塗り足しですが、内側にずれた場合も考えなくてはいけません。(余白)

断裁付近3mm程度は文字や切れてはいけない絵柄を配置しないようにするのが安全です。

ご依頼頂いた 紙ジャケットの見積について

以前メディアライブラリーで製作したCD紙ジャケットのサンプル

本日のご依頼いただきました見積り依頼のお客様がいらっしゃいました。

CD-ROMプレスで環境に配慮してプラスチック製のケース、スリムケースやジュエルケースではなく紙ジャケットをご希望されました。

紙ジャケットの良いところは、外部からの衝撃に強いことです。プラスチックケースは落としただけで割れたり傷がついたりしますが、紙ジャケットは落としても割れたりはしません。またプラスチックケースより厚さが少ない分コンパクトに収納できます。

紙ジャケットの最も特徴を活かせる点は、全面にジャケット印刷ができることによりデザインの独自性を強く出せるという点にあると思います。特に音楽CDやDVD-Videoなどの場合は、シングルジャケットのほか、二つ折りや三つ折の紙ジャケットなどにより、(価格は高くなりますが)プラケースとは違ったデザイン的付加価値をつけることが可能になると思います。

また紙ジャケット意外にも、配布用のCD-ROMなどの場合は窓付き封筒などでコストを低く抑えることもできます。用途にあわせてジャケットやケースなど最適なものをお選びいただけます。弊社ではオーダーメイドの紙ジャケットの制作も承っております。ご不明な点などございましたらご遠慮なくお問合せください。

本日頂きました、CDプレス マスター入稿について

本日はCD-ROMの海外プレス2タイトルのマスター入稿を頂きました。ありがとうございます。

マスター入稿時の注意点として一番大切なこととしてはやはり、ディスクアットワンスの設定で入稿していただくことかと思います。それとボリューム名の設定です。ボリューム名は半角英数字で設定お願いします。日本語での設定は文字化けすることがありますので半角英数字で設定してください。

ライティングソフトnero(ネロ)のDAO(ディスクアットワンス)設定画面

弊社のプレスは台湾製がメインですので、ジャケットなどの印刷物には海外プレスのためMADE IN TAIWANなどの表記が必要です。プレスCDに関しては刻印の部分にPRESSED  IN  TAIWANと刻印されるので問題はありません。発注の際は発注書の記入もお忘れなくお願いします。発注書は弊社のWEBサイトDVDプレス.netからダウンロードできますので、注意事項と伴わせてご参照してください。

海外プレスの納期に関する問合せもいただいております。弊社は納期によって価格が変わりますので見積りや発注の段階で担当者にご相談ください。納期優先の場合も価格優先の場合も対応させていただきます。納期で注意していただきたいのが、たとえば10営業日の納期の場合土日祝は営業日には入りませんのでご注意ください。この期間の納期は担当者にご確認ください。

納期で注意していただきたいのが台湾の旧正月です。この期間はプレス工場も長期の休みに入りますので納期は担当者にご確認をお願いいたします。

料金のお支払いにつきましては弊社は前金制になっています。指定の口座にお振込みお願いいたします。基本的に入金確認後の作業開始とさせていただいております。

CDのサンプリング周波数の選択と音質

CDのサンプリング周波数とは?

弊社の入稿規定に、
「CD入稿時の サンプリング周波数は44.1KHzに設定されている。」
という部分がありますが、CDのサンプリング周波数とはなんでしょうか?

演奏された音楽や音声などの「音」は当然アナログの波形ですが、それを編集するために一旦デジタルデータとして取り込みます。

オーディオインターフェースを使い、アナログからデジタルへ変換している様子

その時にアナログの音を、標本化=サンプリングしていきます。単位時間あたりに標本(サンプル)を採る頻度をサンプリング周波数といい、他にも「サンプリングレート」「サンプルレート」とも呼ばれています。

サンプリング定理というものがあり、それによると波形を正しく標本化するには波形の持つ周波数成分の帯域幅の2倍より高い周波数で標本化する必要があるそうです。

各メディアのサンプリング周波数と音質の違い

サンプリング周波数は数値が大きくなるほど、音質がよくなっていきます。

各メディアにより採用されているサンプリング周波数は異なり、例えば
一般的なCD(CD-DA)では44.1KHz
DVD-Videoでは48kHzまたは96KHz
となっています。

CDで使用されているサンプリング周波数は44.1kHzですので、2分の1の22.05kHzまでの音声波形を損なわずに標本化できるということです。実際は、フィルタ(特定の周波数を取り除く回路)で処理が行なわれており、20kHz前後の音をカットオフすることが多いです。

人間には個人差があり、通常20Hzから、15,000Hz(15kHz)ないし20,000Hz(20kHz)程度の音までしか聞き取ることができないため、CDの上限44.1KHzは人が聞き取れる音声を再現できる周波数ということになります。

実際に、DVD-Videoは48kHz、96KHzの二つのサンプリング周波数の規格を使えますが、高音質であるはずの24bit・96kHzの規格はあまり利用されていないようです。

映像の画質について ~スタンダード画質からハイビジョン画質へ

映像技術の発達と共にデジタルハイビジョン映像など高精細度映像の表現が可能になってまいりました。

SD画質(スタンダード画質)

画面比率が4:3のSD画質で表示される範囲

SD画質とはハイビジョン映像が登場する以前に標準的に用いられていた解像度レベルの映像の画質のことです。一般的に525本の走査線を使った縦横比4:3の画面の映像を指します。

HD画質(High Definition画質)

画面比率が16:9のHD画質で表示される範囲

HD画質とは従来のテレビ画面(SD画質)に比べて走査線(テレビ画面を水平に走る線)が大幅に増えており、大画面になっても映画館で見る映画のような臨場感のある高精細画像で再生できます。画面のアスペクト比が従来の4:3よりも横長の16:9になっているのも大きな特徴です。日本国内では、走査線が750本の映像がハイビジョン、1125本の映像がフルハイビジョンといいます。

アスペクト比

アスペクト比とは画面の縦横比のことをいいます。地上アナログ放送(SD)の画面では、4:3というアスペクト比が利用されていますが、ハイビジョンでは16:9というアスペクト比を利用しています。これによって、窓を覗いているような感じのSDに比べて、16:9は人間の視野に近いといわれ、実際に外で景色を眺めているような 臨場感を楽しめるのです。

解像度

・地上波アナログ放送の解像度は640×480pxでインターレース方式を採用
・DVDビデオの解像度は720×480pxで インターレース方式を採用
・地上波デジタル SD画質の解像度は720×480px でプログレッシブ方式を採用
・地上波デジタルフルハイビジョンフルHDの解像度は1920×1080px インターレース方式を採用

インターレース方式とプログレッシブ方式

インターレース方式とプログレッシブ方式というのは、横方向のドットのライン(走査線)の表示方法で、インターレース方式は走査線の奇数と偶数のラインを交互に表示、2回で1画面を表示します。プログレッシブ方式は1度に画面の全ての走査線を表示します。同じ解像度ではインターレース方式よりも画面のちらつきが少なくなります。

MPEG-4

MPEG-4とは映像・音声データの圧縮符号化方式で動画フォーマットの規格のひとつです。MPEG-2の約2倍以上の圧縮率でハイビジョン放送をそのままの画質でDVDディスクに記録することが可能です。ブルーレイディスクの圧縮方式の一部にもこのMPEG-4が採用されています。

CDプレスに必要な4つの表示事項

CDプレスには義務付けられている、推奨される表示事項があります。

原産国表示 (義務)

[ pressed in taiwan ] 原産地の表記が義務付けられています。

海外工場でプレスを行う場合、レーベル面に製造する原産地の表記が義務付けられています。 表示内容は「Pressed in ○○○○(原産国)」又は「Made in ○○○○(原産国)」となります。弊社の場合、プレスは台湾で生産しておりますので、「Pressed in TAIWAN」または「Made in TAIWAN」となります。

システムロゴについて(推奨)

ロゴマーク COMPACT disc DIGITAL AUDIOオーディオCDはフィリップスとソニーが決めたレッドブックという仕様書により、その規格が定められています。レッドブックによればオーディオCD準拠するには「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」のようなロゴマークの記載が必要とのことです。

それ以外にもCDのデザイン制作では、CD-DA(レッドブック)/CD-ROM(イエローブック)/CD-EXTRA(ブルーブック)などのシステムロゴをレーベル面に記載する必要があります。

ユーザビリティを考えればジャケットにも表示が必要です。ロゴマークはケースに入れた時に外部から見える場所、帯やバックインレイなどに記載します。

ロゴマークはそれぞれ詳細の規定がありますので、作成時はご注意ください。

CDの刻印・商品番号

CDにはプレス工場で管理するための刻印が必ず必要です。

CDの刻印

番号自体は、英数字30ケタ程度で自由に決めていただいて結構です。

録音許諾表示について

ロゴマーク jasrac
JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)など著作権団体の音楽を使う場合に必要です。

JASRACの場合、JASRACのロゴ、許諾番号(R-で始まる番号)、使用著作物の題名と著作者名の3つを盤面に記載します。
また、パッケージしたときに外側から見える位置にその3つと企画製作者名を記載する必要があります。

CDプレスの入稿について

マスターについて

音楽CD(CD-DA)をプレスする際の入稿形態はCD-RまたはDATです。CD-R以外のメディアでマスターとして入稿された場合は別途変換費用が発生いたしますのでご了承願います。

マスターを作成の際は必ずディスクアットワンスの状態(追記でデータの書き込みができない設定)でお願いいたします。

タイトル名・お客様ご希望のCDへの刻印・注文枚数を決めていただきます。CDへの刻印は国内プレスは10文字以内大文字のみ使用可能です。海外プレスの場合は英数字30文字まで可能です。

CD裏面の刻印部分
・[ I-074 ]が刻印にあたります。

刻印はかなり小さい文字ですので、希望されないお客様も多いです。
希望がない場合は当社が任意の刻印を割り当てて制作となります。

盤面印刷仕様

盤面印刷はシルクスクリーン印刷(DIC3色まで)かオフセット印刷(フルカラー)のどちらかを選択してください。いずれの場合も地の色を銀地か白地を選択いただけます。

CD印刷範囲のサンプル
・印刷範囲は内径(23mm or 35mm or 46mm)から外径116mmまでの間となります。

印刷物仕様について

印刷物は完全データで入稿をお願いいたします。文字はすべてアウトライン化してください。カラーモード・配置画像はCMYKモード、解像度は300dpi~400dpiで入稿お願いいたします。トリムマークと塗り足しも忘れずにお願いいたします。

イラストレーターでアウトライン作成の手順
・アウトラインの方法

フォトショップの解像度とカラーモードの設定方法
・解像度とカラーモードの設定

トリムマークと塗り足しの説明
・トリムマークと塗り足し

データ作成の際は弊社のテンプレートをお使いいただければサイズなどに関するトラブルを回避することができます。
テンプレートのダウンロード

ケース仕様

バルク納品・ジュエルケース・マキシケース・スリムケース・不織布・窓付き封筒などお好みのパッケージを決めていただき、包装の仕様キャラメル包装・シュリンク包装・OPP包装・包装無しを決めてください。

※当ホームページに掲載されている完全パッケージのケースはジュエルケースとなります。それ以外のケースも可能ですが料金の増減がございます。

納期に関しては必ず事前にご確認いただきますようよろしくお願いいたします。
ご希望の納期をに合わせて弊社が責任を持って制作いたします。