印刷トラブルについて ~色のトラブル~

印刷をする上でよくあるトラブルのひとつに色に関するトラブルがあります。

たまに、実際に仕上がった印刷物が思っていた色と違うとかいう声を聞くことがあります。パソコンの画面やプリンターにより見た色と、実際に印刷機で印刷した物の色は、ほぼ必ず違います。例えばパソコンの画面では、ソフトの種類、OSの画面出力設定、モニターの設定、視野角などにより見える色が大きく変わります。プリンターで出力してチェックしたとしても、ソフトとOSの設定、プリンターの種類、紙の種類などによっても変わります。

印刷の仕事をしていて思うことですが、印刷物の色を思ったとおりに仕上げることは非常に難しいことです。かなり高精度に合わせる方法としては本機・本紙校正を行うことです。

実際に使用する用紙と印刷機で印刷し確認します。この工程を入れることにより、実際の印刷物の色を確認することができます。
この場合、モニターや出力カンプに色を合わせるのではなく、本機・本紙校正で出力した印刷サンプルに実際の印刷物の色を合わせることになります。なので、本機・本紙校正で出力した物が思っていた色と違う場合は、何度も校正を行わなければいけません。

この工程は校正用の版を作ってしまわなければならないので高額になりがちで、時間もかかります。どうしても色を正確に出したく、予算に余裕がある場合は本機校正をお勧めしますが、多くの販促物では色の正確性だけのために高額な色校正を何度も行うのは難しいのが現状のようです。

蛍光色・金銀など特殊なインクや特殊な紙を使用し仕上がりイメージが想像しにくい場合にも、本機・本紙校正が使われます。

2010/11/28 14:48
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