製作ロットと単価
CDとDVDの製作方法である【プレス】と【コピー】ですが、1,000枚程度の製作を考えている場合には、コピーよりもプレスを利用した方が、1枚当たりの製作単価が安くなることがほとんどです。100枚程度の枚数の製作を考えている場合には、コピーを利用した方が、1枚当たりの製作単価は安くなります。
弊社のプレスとコピーの単価による分岐点は100枚程度です。(納期が短い場合は分岐点が変わります。)
納期について
短納期をご希望の場合かつ生産ロットが少量の場合はCD DVDのコピーが有効な方法となります。盤面印刷は主にインクジェットになります。仕様によっては翌日の納品も可能です。
DVDプレスとDVDコピーを選ぶ基準
製作するDVDの枚数が300枚以上なのか未満なのか。また、DVDの販売を目的としたDVD製作を考えているか。で使い分けていただければいいかと思います。
CD-R、DVD-Rの新しい使い方
CD-RまたはDVD-Rなどのブランクメディアに盤面印刷だけを行うこともできます。販売促進用として需要があります。
弊社ではCD-RWなど特殊なども承っております。
2010/07/05 16:41
CDプレスの完全パッケージでは印刷した表カード(ジャケット)をケースに入れます。
※以下は日本レコード協会による規格を説明しています。
表カード(ジャケット)

12cmのCD用の小冊子にあたる部分でジュエルケースやスリムケースに挿入する印刷物のことです。
表カードのサイズはタテ119.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)×120.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)です。ジュエルケースの場合複数ページ仕様のジャケットが使用できます。
例えばコート135kgの用紙を使用した場合、24ページ程度までのジャケットを挿入できます。またコート90kgの用紙を使用した場合は32ページのジャケットを挿入できます。
スリムケース
スリムケースの場合2ページのペラのみの仕様になります。ジャケットのサイズは通常の表カードに準じます。
※但しスリムケースは日本レコード協会の規格にはありません。
マキシケース
マキシケースは12cmのマキシシングルCDなどを1枚収納する7mmの厚さのプラスチックのケースで、ジャケットは2Pのペラ、二つ折りの4Pまたは三つ折り6Pまで可能です。
マキシケース用表カードのサイズは2Pがタテ120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ152.8mmです。フラップ部分の形状(幅31mm)は通常のジャケットと違い特殊なので、是非弊社テンプレートを参照してください。
二つ折りの4Pはタテ120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ274.3mm(-0.5mmまで許容範囲内です)。
三つ折の6Pは120.3mm(±0.3mmまでは許容範囲です)×ヨコ395.8mmです。
テンプレート
レイアウトデータ制作時には、トラブルを回避するためにため必ず弊社のテンプレートをご使用ください。テンプレート使用時にご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
裏カード(バックインレイ)

裏カード(バックインレイ)はジュエルケースの背面とトレイとの間に挟み込まれます。サイズはタテ117.5mm(±0.5mmまでは許容範囲です)×ヨコ150mm(-0.5mmまでは許容範囲です)で左右の両端から6mm±0.5mmの位置ににミシン目が入ります。
トレイが透明の場合、ケースを開けた状態でCDを外すと見えますので、両面印刷が可能になります。トレイが白または黒の場合はもちろん透けませんので片面印刷となります。
マキシケース、スリムケースに裏カードはありません。
キャップ(帯)

キャップ(帯)は、透明プラスチックケースの外側の背部分に外側に折り込みます。ジュエルケースのキャップ(帯)のサイズはタテ120mm(±0.5mmまでは許容範囲)×ヨコ70.5mm(±0.5mmまでは許容範囲)で制作します。
マキシケースのキャップ(帯)の場合はタテ120mm(±0.5mmまでは許容範囲)×ヨコ67.0mm(±0.5mmまでは許容範囲)
スリムケースにキャップはありません。
紙ジャケットは高級感や特殊性があるため販売用の音楽CDや映像DVDに付加価値を付けれます。
紙ジャケット自体は昔からありますが、画一化を避けたい製作者からのニーズは高まりつつあります。
デジトレイ

デジトレイは厚紙の台紙にプラスティック製のトレイ(ディスクをはめる部分)を貼り付けて作るパッケージの仕様のひとつです。高級感があり人気も高く、二つ折りタイプや三つ折タイプなどバリエーションも豊富で商品としての存在感を持たせることが可能です。
値段が高いのが難点です。例えば二つ折りデジトレイ、CD1枚、シュリンク包装まですると1000枚プレス(完全パッケージ)で単価が約165円前後になります。
デジトレイ自体の値段は上がりますが、本体以外の印刷物がないので(通常でしたらジャケット+バックインレイ+オビ)その分の値段は下がります。
紙ジャケット

紙ジャケは紙だけで制作したケースで、トレイ(ディスクをはめる部分)は付いていません。プラスティックのケースとは違いオリジナル性を演出することが可能です。一般的なシングルケースから三つ折りタイプまで制作可能です。それにプラスティックのケースに比べて横幅が薄いため収納に便利で衝撃に強く破損しにくいです。そのため紙ジャケットを好むお客様も多数いらっしゃいます。
デジトレイに比べて値段が下がります。二つ折り紙ジャケット(ボール紙のようなタイプ)、CD1枚、シュリンク包装まですると1000枚プレス(完全パッケージ)で単価が約135円前後にまります。
デジトレイ同様、ジャケット+バックインレイ+オビの印刷がなくなりますので、その分値段は下がります。
オリジナルケース



紙ジャケットで実用性を考慮して独自のジャケットをオーダーメードで作成してはいかがでしょうか。弊社ではお客様が設計したケースの作成も可能です。
シュリンク包装

シュリンク包装とは「schrinked-wrapped packeage」のことで、熱収縮ビニールをCDや化粧箱などに被せて熱風をかけ、熱収縮ビニールがぴったり対象物を覆う形態の包装です。化粧箱に入ったアプリケーションソフト(PCソフトなど)を購入すると、ビニールが化粧箱一面に張り付けられていますが、そのような包装形態を「シュリンク包装」といいます。
キャラメル包装

ケースを透明の素材でくるみ開封用の紐(ティアテープ)がついています。市販の音楽CDでもっとも多く使用されている包装です。ジュエルケースとスリムケースの2種類に使われる包装方法で簡単に開封できる包装方法です。
タバコやキャラメル箱の包み方と同じ包装で、ジュエルケースの包装ではもっとも一般的です。
OPP包装
OPP包装とは、PP(ポリプロピレン)フィルムを伸ばした、透明度の高い包装素材で、 ジュエルケースやスリムケース、トールケースを包装するのに使用されています。OPP包装は基本的に、明け口が粘着になっていて簡単に開けられるため、キャラメル包装より簡易的な包装といえます。初回特典でおまけを付ける際に、キャラメル包装したCDにおまけと共にOPP包装をすることがあります。
お客様の用途に合わせて最適な包装方法をお選びください。
2010/06/15 08:49

1.マスターCDの入稿
マスターとしてのCD-Rを入稿していただきます。同時に印刷物などのデータも入稿いただきます。
2.原盤作成~スタンパー作成
ここからスタンパーの作成となります。
フォトレジストと呼ばれる感光剤を塗布したガラス盤にマスターテープの信号をレーザーで記録し、ビットというくぼみを作ります。これを現像してガラスマスター(原盤)を作ります。
ガラスマスターにメッキ処理を行いこれを鋳型(いがた)として、まずメタルマザー(鋳物/いもの)を作ります。ここからメタルマザーを鋳型としてCDを量産するためのスタンパー(鋳物/いもの)を作ります。
レーザー処理はCD-Rなどでも行いますが、この金型を作る工程がコピーとの大きな違いです。
工程の順番
ガラスマスター(原盤)→メタルマザー→スタンパー
(スタンパーは量産するときの型となります。)
3.量産プレス
スタンパーができたので、実際にプレスし量産する工程となります。
スタンパーを型として、射出成形機でポリカーボネート樹脂を流し込み透明なディスクのベースを作ります。
次に反射膜材料のアルミニウム層をコーティングしてレーザー光を反射させるための反射膜を形成します。
さらにラッカーをコーティングしてCDの劣化を防ぐための保護膜を作り乾燥させてできあがりです。
4.印刷~包装
保護膜の上に盤面印刷を行います。
この後ご希望の仕様に合わせて、印刷物などと共にケースへ挿入して、フィルム包装で仕上げます。
2010/06/14 19:33
著作権とは
著作権とは、著作者が著作物に対して持つ権利です。
この法律に違反すると 3年以下の懲役または 300万円以下の罰金、加えて、損害賠償の可能性があります。ただし、著作者自身が訴える必要があります。(親告罪)
最近では音楽ファイルをインターネットラジオで違法に配信していたラジオ番組を運営している男性が著作権法違反で逮捕されています。
2010年1月から著作権を侵害しているファイルと知りながらインターネットから著作物をダウンロードすることが違法になりました。違法ダウンロードについては罰則は設けられてはいませんが、著作権者が権利の侵害として民事訴訟をおこすことができます。
私的録音録画補償金制度
家庭内で個人的に楽しむためであっても、著作権法ではデジタル方式の機器を使った録音や録画については著作権者に対して保証金の支払いが義務付けられています。アナログ機器を使った場合は支払いの義務はありませんが、デジタル技術の発達によって高い品質の複製ができるようになったため作られた制度です。ただし補償金の支払いに関してはデジタル録音や録画の機器や記録媒体の購入時にその価格に補償金を上乗せして複製する人もしない人も一括して支払っていることになっています。
昨今の地デジ放送の補償金については、制定時の状況とは変わっており法解釈が分かれています。地デジ放送の録画には既に著作権対策(ダビング10)がなされているからです。
東芝とパナソニックは地デジ放送のレコーダーについて補償金を上乗せせずに販売しているようです。
私的録画補償金に関する当社の対応について(東芝)
JASRACとは
JASRACとは日本音楽著作権協会のことで日本の音楽関係の著作権の管理業務を行っている団体の一つです。
JASRACの手続きについて
録音利用申込書、録音利用明細書の提出が必要です。
直接JASRAC窓口へ提出するか、FAXまたは郵送で送付します。
またインターネットでの申し込みも可能になっています。(J-RAPP)
J-RAPPの利用にあたっては登録が必要です。登録(ID発行)には1週間ほどかかりますので余裕を持って申請された方が良いです。
再プレスされるときに追加製造分の申し込み手続きが必要です。
ジャスラックの著作権使用料について
JASRACが管理する楽曲を使用する際には、下記の方法で録音使用料を算出します。
価格標示のある市販CD及び録音テープ
税抜き価格/曲数×0.06×製造枚数×管理楽曲数+消費税
その他のCD及び録音テープ
製造数が49以下の場合→400円 × 管理楽曲数 + 消費税
製造数が50以上の場合→8円10戦 × 管理楽曲数 + 消費税 ※小数点以下四捨五入
著作権料の例
たとえば販売用のCDで、税抜き定価が3,000円・収録曲数が12曲でJASRACの管理曲数が2曲、プレス枚数1000枚の場合、概算使用料は31,500円になります。(CD1枚当たり31.5円)
販売用ではないCDの場合、概算使用料は17,010円になります。(CD1枚当たり約17円)
小ロットのプレスではそれほど著作権料は高くありません。法律的にもモラル的にも必ず申請して使うようにしてください。
2010/06/11 19:05
CDプレスには義務付けられている、推奨される表示事項があります。
原産国表示 (義務)
![[ pressed in taiwan ] 原産地の表記が義務付けられています。 [ pressed in taiwan ] 原産地の表記が義務付けられています。](http://www.dvd-press.net/wp-content/uploads/2010/06/taiwan.jpg)
海外工場でプレスを行う場合、レーベル面に製造する原産地の表記が義務付けられています。 表示内容は「Pressed in ○○○○(原産国)」又は「Made in ○○○○(原産国)」となります。弊社の場合、プレスは台湾で生産しておりますので、「Pressed in TAIWAN」または「Made in TAIWAN」となります。
システムロゴについて(推奨)
オーディオCDはフィリップスとソニーが決めたレッドブックという仕様書により、その規格が定められています。レッドブックによればオーディオCD準拠するには「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」のようなロゴマークの記載が必要とのことです。
それ以外にもCDのデザイン制作では、CD-DA(レッドブック)/CD-ROM(イエローブック)/CD-EXTRA(ブルーブック)などのシステムロゴをレーベル面に記載する必要があります。
ユーザビリティを考えればジャケットにも表示が必要です。ロゴマークはケースに入れた時に外部から見える場所、帯やバックインレイなどに記載します。
ロゴマークはそれぞれ詳細の規定がありますので、作成時はご注意ください。
CDの刻印・商品番号
CDにはプレス工場で管理するための刻印が必ず必要です。

番号自体は、英数字30ケタ程度で自由に決めていただいて結構です。
録音許諾表示について

JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)など著作権団体の音楽を使う場合に必要です。
JASRACの場合、JASRACのロゴ、許諾番号(R-で始まる番号)、使用著作物の題名と著作者名の3つを盤面に記載します。
また、パッケージしたときに外側から見える位置にその3つと企画製作者名を記載する必要があります。
2010/06/10 16:33

マスタリングとは様々な素材を記録媒体に収録し量産用プレスをする原盤をを作成する作業のことです。
音楽CDのマスタリング
音楽メディアのマスタリングとは録音済みの音源を編集加工して、CDプレス用のマスターCDをを作成する作業のことです。
まず曲を作る段階で、楽器ごとに別々に録音して音質や音の定位などを調節します。この作業をミックスダウンといいます。そしてミックスダウンして2ch(ステレオのLR)にまとめられた音源に最終調整として行うのがマスタリングです。
編集作業はマスターテープから曲順変更、曲のレベル、音質、音圧の調整などを行いプリマスターCD-Rを作ります。
音圧調整では音楽全体の音圧を整えて、各曲のボリュームを聴きやすく平均化し、ノイズに埋もれることなく全体のバランスを崩さないで再生できるようにします。
マスタリングは一枚のCDを通したときに楽曲間の音像の統一をもたせるために行います。マスタリングは楽曲やアルバム全体の印象を決める重要な作業です。
リマスタリングとは?
再販CDなどでリマスター盤というものがあります。これは一度マスタリングしたものをやり直すことです。
現在の最新の音響技術や機材を使用して、オリジナルのマスターテープからもう一度マスタリングし直すことで、音楽をよりクリアーで、より現代的な音質で楽しむことができるようになります。
弊社ではCD・DVDプレスのサービスとしてDISCのみのバルクと完全パッケージのセットパックを用意しています。
バルクとは?

バルクとは直訳すると【ばら積み】。
CD・DVDプレスにおけるバルクとは綺麗な外装箱や包装を省き、プレスしたCDを100枚ごとの個別フイルムで簡易包装しで納品されます。簡易包装ですので価格を抑えることが可能になります。
バルクも完全パッケージで納品する場合もCD・DVDプレスの品質は同じです。当サイトではDISCのみ(バルク)と表現されています。
完全パッケージとは?

DISCのみ(バルク)に対して完全パッケージと言うセットパックがあります。
CDでは「12cmCDプレス」「ジュエルケース・ジャケット」「バックインレイ」「オビ」「キャラメル包装」がセットになった完全パッケージで納品します。
またDVDプレスのセットパックでは「12cmDVDプレス」「黒色トールケース」「表面4色のジャケット」「シュリンク包装」がセットになっております。
セットパックはプレス枚数とジャケットのページ数で料金が変わります。詳しくは価格表を参照してください。ご不明な点がございましたら弊社までご遠慮なくお問合せください

CDとは
CDとはコンパクトディスクとはデジタル情報を記録するメディアの一種で音楽を記録するために当時30cmLP盤や17cmEPシングル盤のレコードに代わる物として開発された直径12cmのプラスティックの円盤状のものです。コンパクトディスクは音声記録用のCD-DA、データ記録用のCD-ROM、ビデオ記録用のCD-EXTRAの3種に分けられます。さらにエンドユーザーで追加記録が可能でプレス時のマスターにも利用されているCD-R。またデータの消去が可能で書き換えができるCD-RWなどがあります。
CDの容量ですが640MB・650MB・700MBの3種類あり、収録時間に関しては74分となっています。
開発当初CDの収録時間が74分と決められたのは、クラシックで最もポピュラーだったカラヤン指揮のベートーベンの第9交響曲が収録できるようにと規格化されたそうです。
CDはどのように作られるか?
まずマスターをもとに、カッティングマシンによってスタンパー(原盤)と呼ばれる型を作ります。
型にはピットという凹凸があります。DVDプレーヤーはこの「ピット」にレーザ光を当て、反射光から信号を読み取ります。
※タイトル部の写真はCDやDVDをプレスする前の素材で、このプラスティックとスタンパー(原版)によって作るものを張り合わせ出来上がります。
市販されているCDはこの方法で生産されています。
これに対してCD-Rはレーザー光線の熱でデジタル信号のマークを焼き付けて信号を読み取れるようにしています。
以上のようにCDとCD-Rでは製造過程に違いがあるということでプレスとコピーの違いといえます。
2010/06/04 08:35